お知らせ・プレスリリース
サウジアラビアの中部/東部に建設される総出力360万kWのガスタービン発電設備向けに発電機を計6台受注
2025-4-10
三菱ジェネレーターは、サウジアラビアの中部に位置するルマ-1(Rumah-1)発電所および東部に位置するナイリヤ-1(Al-Nairyah-1)発電所に設置されるガスタービン用発電機を6台受注しました。タービンを供給する三菱重工業と協調して本プロジェクト向けに供給します。
本プロジェクトは、サウジ電力会社(SEC:Saudi Electricity Company)および中東最大の独立系発電事業者(IPP)であるアクアパワー社(ACWA POWER COMPANY)の国内2社、ならびに韓国電力公社(KEPCO:Korea Electric Power Corporation)が出資するSPC(特別目的会社)が運営するもので、韓国の斗山エナビリティ社(Doosan Enerbility Co., Ltd.)が設計・調達を手掛け、プラント全体の運転開始は2028年を予定しています。
360万kWという総出力は、サウジアラビアにおける送電容量の約2.5%に相当し、本発電所はベースロード発電所として送電網の安定性確保に寄与するものとなります。
三菱ジェネレーターは今後も、高品質・高効率な発電機の普及に尽力し、世界各地の経済発展に不可欠な電力の安定供給に寄与するとともに、持続可能な脱炭素社会の実現に貢献していきます。