社員インタビュー
「巨大インフラ」を組む
私は製造第一部組立課に所属しています。発電機の組み立て作業に携わる部署です。発電機の心臓部とも呼ばれる「固定子コア」という部品の製造組み立てをメインに、水力発電機の「回転子リム」の組み立ても担当しています。「回転子」と「固定子」の違いは、扇風機で例えると羽根の部分が「回転子」で、それを支える枠組みの部分が「固定子」といったイメージです。2010年の入社以来、ずっとこの業務に携わっています。
組み立ては工場内だけとは限りません。発電機は大きいものだと外径10〜15メートルに達するため、部品を輸送し、お客様の設置場所で一から組み立てることもありますし、納入後の点検作業などで出張することもあります。
工業高校の電気科で学んでいましたが、卒業後の進路に迷っていた際、仲の良かった地元の先輩がここで働いていて、紹介してくれたのです。「ここは良い職場だぞ、仲間も多いし仕事は楽しいし、なにより先輩や上司がみんな優しいぞ」と。
正直にお話しすると、当時は発電機に特化した知識があったわけではなく、その先輩が太鼓判を押す「人間関係の良さ」に惹かれて入社を決めました。
フラットな職場
大変だった記憶はほとんどなく、とにかく「楽しい」という思い出ばかりです。同期も30人近くいて仲間意識が強く、複数人で行う作業の中でコミュニケーションを取りながら進めていくプロセスに楽しみを感じました。
2010年入社ですから、気づけばもうベテランと呼ばれるキャリアになりました。紹介してくれた先輩の言葉に嘘はなく、今の部署に配属されたことには本当に感謝しています。最近では一回り以上年下の後輩も増えてきましたが、世代を超えてフラットに繋がれるのがこの会社の良さですね。厳しい規律はありつつも「先輩が怖くて口も聞けない」といった垣根は一切なく、非常に良いバランスで対話ができていると感じます。
私にとって仕事のやりがいは、ものを作り上げる達成感と、出会いを通じた学びにあります。
発電機の組み立ては、工事の開始から最後までだと1年近くかかる大きなプロジェクトです。私たちの部署が携わるのはそのうちの1、2ヶ月ですが、何も無い状態から組み立てを始め、期間をかけて形になっていき、そして完成した瞬間は、感動で震えるほどの達成感があります。
また、出張先での出会いも私にとっての宝物です。学生時代には決して出会えなかったお客様や、現場で一緒に作業をしてくださる方々。技術の向上はもちろん、いろいろな方とのつながりが、毎日の生活を豊かにしてくれていると実感しています。
まずは仕事の実力をさらに高めていくこと。人の見本になるような、周囲から憧れられるような「かっこいい大人」になりたいと思っています。ただ作業ができるだけでなく、人から頼られたり、親身に相談に乗れたり。そういうことも含めて、人として成長していきたいですね。
